日常分析は続く。
2010-08-22


病気を抱えると、小さな刺激でも、さらりと受け流す余裕分が失われているせいか、いろいろと気になるのかもしれませんねぇ。

というわけで、引き続き、日常生活のこまごまとした箇条書き。

ジェイの育児サークルのとりまとめ役をしているのですが、どうやら手術直後の回はいけない模様。しかもその回から、場所やシステムが変わるので、それを次回までに文書化して、複数人に伝えておかないと。その時間、メイルも待機だなー。なんか自分からとても遠い仕事のような気がする。優先順位とエネルギー配分って、状況によって、ものすごく変わるものなんですねぇ。古いものや理想にしがみつかず、現状優先でどんどん変えていくのが、省エネの一環かも。

入院に備えて買い物しとこう、とは思うのですが、具体的に何が必要になりそうなのか、見当がつかない部分があって。最低限必要なものを、自分の気に入ったものにすることが先かも。

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話がすごーく飛んで。育児系本の話。

今読んでる本は、40万部以上売れてるらしい

『子どもの心のコーチング』、菅原裕子、PHP文庫

なんですけど、この人は人材開発コンサルタントだということで、語り口がスッキリしていて、育児書にありがちな湿っぽいところがなくて、まずそこは読みやすかったです。

内容をざっくり書くと、

・親はヘルプでなくサポートしましょう。
・愛と責任と人の役に立つ喜びを教えましょう。
・しつけは叱ることやほめることではない。
・心を結ぶ聴き方と伝え方。
・親自身が、子どもや、自分の親から、自立して、幸せになろう。

自分がとった行動とその結果を体験させよう、とか、好ましい行動が発生するのを待ち、タイミングよく認めたり感謝したりしよう、とか、ごくフツーのことなんですが、これを子どもに対して「実行」するとなると、それなりに難しいよなーと感じます。思い込み、照れ、理想、慣れ、などなど。乗り越えるべきは、自分の課題なんですね。

就学前を目安に、サポートされつつ自分でできる子ども(これが自立につながる)にしておきましょう、というのは、私の感じてきたことと重なるところもあって、うれしかったです。

子どもの未来を見据えて役に立つような訓練をしておく、というのも、基本的なようで見落としがちなポイント。現在のふるまいを無難なものにしたからといって、それで万事OKなわけではない。←義両親と一緒に暮らしていると、とにかく波風立てずによい子でいてくれっ!と思うことしばしばなんですが、いーや、私は将来を見据えて大事なことから一つずつ解決していくべきで、現在より未来、と、ちょっと自分を正当化してみたり(笑)

お父さんが充実して働いている姿を伝えることも育児のうち、とか、具体的かつ現実的な提言もいっぱいです。

育児は、親と子双方の人間形成の一環と、最も大きな意味で捉えているせいか、読んでいて不安にならない、良書です(笑)

さーて、布団干しでもするかー。時間を忘れてみた日曜日の午前中。
[すい臓さん]
[本とCDレビュー]

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