バッグに夢中(1才8ヶ月の「お仕事」)
2009-11-04


久々に、ジェイ登場〜♪

1才9ヶ月が目前のジェイですが、このところ、「描く」敏感期から、「物を入れる」敏感期へと移ってきたようです。

バッグに、自分の気に入ったおもちゃをいっぱい詰め込んで、それを持って得意げに「ばいばーい」と旅に出て、家中をうろうろしてます(最近、階段昇るの速いんだよなー(^-^; 目がはなせない…)。みんながカバンに必要な物を入れてお出かけする行動@ジェイなりの解釈バージョン、といったところでしょうか。

そこで、私とエルの不良在庫だったバッグやらポーチを大放出し、さらに、たくさんある各種エコバッグや、お店でもらう紙袋、はてはレジ袋までが、手の届く範囲に転がっておりまして、ジェイはその時目に付いた「入れ物」に、なんでもかんでも入れようとします。

問題は、バッグよりも入れたい物が大きい時。また、バッグをうまく開けたままにできず、なかなか物が入れられない時。そんな時は、しばらくあれこれ試していますが、次第に「うー!」とじれてきます。

そばにいるのが私の場合、横目でこっそり観察しつつ、ジェイが明らかに「んままー!」と私を呼ぶか、近くまで来て手をつかんで引っぱっていくか、バッグと入れたい物を持ってくるか、つまりジェイが明らかに私を必要とする意思表示をするまでは、静かに待っています(いや、他のことを片付けてます(^-^;)。

このジェイの「うー!」状態を見ると、エルや祖父母は「どうしたの?それ、入れたいの?」とそばへ行き、

ジェイの代わりに物を入れてあげたり(エルに多いパターン)、

控えめに袋を開けるのを手伝ったり(祖母や父に多い)、

「それは入らないよ」と説得したり(祖父に多い)

します。この反応の違いをどう感じるかで、育児に対して持つ印象ががらっと変わってくるように思えますが、あくまでもテキトーでお気楽な私の場合;

ま、その人ごとに、反応が違うとわかるから、いいか!

と、なるべくありのままを受け入れつつ、ジェイにとってプラスにはたらく側面を見るようにしています。

まぁ本音を言えば、「ジェイがお仕事を始めて、自分で試したり工夫したりしているときには、なるべくじゃまをしないでやらせてあげたいなー」と思うのもやまやまなんですが。

しかし一方で、自分が「うー!」と困っているときに、スーパーマンが現れて、さっと事態を解決、または、いい方向に持っていってくれることがある、少なくとも、自分の行動に対して誰かが反応してくれる、という経験は、人と関わる社会生活の中で、とても大きなプラスの方向にはたらくものだとも思うのです。

というわけで、お仕事byモンテ、の方針も、基本としては据えつつ、運用は柔軟にやるのが、全体のバランスとしてはいいんじゃないかと、日々ほどほどで暮らしております。

このバランス感覚、というのがポイントで、エルくらいの年齢になると、大人が何を言うか、よりも、何をやるか、を見ているようになるので(ある意味コワイ(^-^;;)、正しいことを説くよりも、自分自身がどうやって日常をやりくりしているのか、危機管理をしているのか、というような、ありのままの姿を見せるほうが、役に立つかもしれない?という気もするのです。いや、正確に言うと、私にはそれしかできないなー、というところです。

話がそれましたが、時々、ジェイのお仕事のお手伝いを進んでやってくれたエルに、こんな風に話すことがあります。

「ジェイちゃんはね、今、かばんより大きな物は入らないんだーって、実験しているところなんだよ。エルや大人にとっては、見ただけで無理だってすぐにわかるよね?でも、ジェイは見ただけではまだわからないし、やってみて初めてダメだってわかるのね。そうやって、本当に自分でやってみたことって、案外忘れないよね」


続きを読む

[エル&ジェイ成長記]
[同居の知恵]
[母親道]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット